Column

day by day ~ LIFE is … ~

以前にマクロビオティックの視点から、食べた物で体や精神は作られている、というコラ

 

ムを書いたのですが、人体やココロなど人のナカミはインプットやアウトプットの影響と

 

それに伴う、モノではなくて思考に対する刺激によって出来上がっているんじゃないか。

 

そして刺激のおかげで残った記憶や感情が積み重なってその人自身を作っているのではな

 

いか。

 

日々お客様との会話の中で、自身による実体験での共通点を何とはなしに探しているの

 

ですが、過去の記憶を探して思い出した時に大体が「この会話の中で共通するの?」と思

 

うような、一見全く関係のないような出来事としか思えないところに接点があったりする

 

んです。

 

まるで小説にある、伏線の回収のように感じる時すらあるくらいに、です。

 

そんな時、今に至るまでのすべての経験があるからこそ、今の自分があるんだなぁと、そ

 

こに立ち返る訳です。

 

カットしながらもそこに気付くと、何だか会話が面白くなってくるのです。

 

そしてなぜか「この仕事をやっていてよかった」と思う瞬間だったりします。

 

「ほぼ日手帳」もサブタイトルが「LIFEのBOOK」というもので、毎日を自由に過ごすの

 

に役立ててほしい、という思いから作られている訳ですが、日々積み重ねるLIFEからその

 

人が出来ている。

 

その一部をヘアースタイル担当という形で関わらせて頂いている事に、楽しさと共に感謝

 

の気持ちで一杯になり、そんな想いが少々溢れ気味になったため、こんな形でコラムを書

 

くに至ったのでした。

 

これからときどきですがこのような形でコラムがアップされるかもしれません。

 

MUSHROOMとしてこれから想いが皆さまに届きますように。

 

それにしても、糸井さん、何時までも時代に旬で素敵です。