Column

マキタのきほん vol.7 ~ できることから すこしずつ 続 ~

季節の変わり目になると体の陰陽のバランスも変わります。寒くなると今まで上にのびようとしていた体が縮こまり、陽の体質となります。緩んでいたものが、締まる。冷たく火を通さないものから、温かくより時間をかけて煮込んだものが欲しくなる。心も体もより外より内に向かおうとします。そんな時強く欲するものだけに従うと、夕食のおかずですらすべて見た目や切り方が似通ったものになってしまった事があるかと思います。そういった場合は自分自身がそれまでに似たような調理法や同じものばかりを食べ続けたなどで極端な体質に体が偏っている場合がほとんど。例えで豚汁を挙げるならば、具の切り方を食材ごとに変えてみる。するとそれだけで一つの椀の中で厚さ・切り方・切り口・大きさ・形などすべての陰陽が「ととのう」のです。ちょっとした日々の思った事や失敗談などを角度を変えてみるだけでも自身がラクになったり、美味しいものができたり、整ったりするのです。続きはまた。